マネーフォワードMEを2年利用してわかった、家計簿が継続できるワケ

お金

「自分がどれくらい使っているのか」「どれくらい貯まっているのか」が分からなければ、節約も貯金も具体的に計画ができません。なので家計簿をつけることが必要不可欠です。しかし、お金の出入りの度に記録するのは回数が多すぎて大変、ただでさえ仕事や家事などで忙しいので、大変なことなんて大体続かないんじゃないかなと思います。

そこで忙しいビジネスパーソンには、家計簿を自動でつけれる仕組みが最適かと思います。それを実現するのがマネーフォワードMEというアプリです。銀行口座やクレジットカードと自動で連携し、収支や資産の増減を放っておいても見える化してくれるので、家計簿が自然に続けられます。

この記事では、私が実際にマネーフォワード MEを使って感じたメリットを紹介します。「家計簿を続けたいけど挫折してきた」「ラクに資産を把握したい」という方はぜひ参考にしてください。

私の家計簿の経緯

私はこれまで、紙の家計簿からはじまり、エクセルで作成するの経て、マネーフォワードMEに落ち着きました。その経緯をお話します。

社会人なりたては何も考えてない

最初は家計簿なんてつけていません。新卒社会人なりたての時はお給料が出て喜び、何も考えずにお金を使う毎日でした。貯金なんてしなくたって老後前まで働ければどうにかなるだろと何も気にしてませんでした。

ところが入社後何ヶ月経っても増えない銀行口座の残高を見て焦りを覚えました。「さすがに家計簿くらいはつけて対策するか?」と考えました。その時、雑誌でも買おうと寄った本屋で出会いがありました。

はじまりは書籍から

365日の家計簿がつけられるフォーマットが書かれた本が。何も考えずにコレだと思い、以下の本をレジに並んで購入しました。

そもそも家計簿って何を管理すればいいのか?それを書籍の中で優しく解説してくれています。どうしてもデジタルが苦手という方におすすめです。

エクセルでデジタル化

それから手書きで家計簿をつけつづけ、1年続けた後、もう一冊買うのは嵩張るし、という考えから同じようなフォーマットをエクセルで作成しようと考えました。

エクセルで管理すれば、

  • コンピューターが計算するので、計算ミスがなくなる
  • フォーマットを好きなようにカスタマイズできる
  • コピペ機能で操作が楽

このエクセルでの家計簿は自身で好きにつけていけるけど、その分作業は増えちゃうし、各銀行口座やカードの管理も自分でしなければならないしで、結局忙しい時は気合いを入れて家計簿をつけていました。

アプリ導入で全自動化へ

こちらが本記事の本題ですが、最後に行き着いたのがつい2〜3年前、マネーフォワードMEへの有料プランへと踏み出しました。以下に本アプリを紹介していきます。

マネーフォワードMEの有料プランについて

マネーフォワードMEとは?

マネーフォワードMEとは、iPhoneなどのスマホでも、WindowsやMacなどのPCでも利用できるアプリケーションです。基本的には無料で利用することができ、有料プランに加入すれば追加機能を利用することもできます。

サービスとしては、銀行口座、クレジットカード、証券口座などの金融機関とマネーフォワードMEを連携することで、入金や出金を簡単に管理することができるようになります。

メリットは?

メリットとしては下記の2点があります。

  • 資産の増減が一目で分かる
  • ほぼ自動で家計簿を作成できる

これら2点が挙げられます。この2つについて書いていきますね。

パッと見で分かるのは便利

まず1点目の「資産の増減が一目で分かる」についてですが、自動や手動でつけた家計簿の結果、資産がどのように推移しているかが分かるようになります。色んな口座などに振り分けられている資産の合算がいくらなのか、すぐに分かると管理も本当に楽になります。

自分の資産額が一見して分かるので、良くも悪くも全財産がいくらなのかが把握できるようになります。全財産が正確に分かることで、節約への心掛け、心の底から気持ちよくお金を使える、など、よりお金との関係が改善される効果がありますよ。

最大のメリットは全自動化

2点目の「ほぼ自動で家計簿を作成できる」ですが、これがとても便利!銀行口座やクレジットカードと連携すれば、自動で入出金が反映されていきます。現金で使ったもの以外は、エクセルのように自分で手入力する手間が必要ありません。ほとんど放置だけで家計簿が完成していきます。

また、食費・光熱費・趣味など、支出がカードの種類とカード明細の項目を見てある程度自動判断してくれます。繰り返し利用されるものは次回から自動でカテゴリー分類されていきますので、一度カテゴリーを分けてしまえば、それも自動で割り振られていきます。なので、使えば使うほど作業がなくなっていくのです。

継続の秘訣は「三日坊主状態」

実は、有料プランにする前から無料版でも使っている期間がありました。節約しているのに、なぜ節約のために使うアプリに課金するの?と。無料プランでも十分と思っていました。

ただ、有料プランでは複数の銀行口座・クレジットカード・証券口座等々をまとめて管理することができます。資産全体を一元管理できるので、「収支・貯金・投資」がどんな状況なのかを一見して確認することができます。

有料プランだと、ほぼ放置で勝手に家計簿が完成でき、いつも全体を把握しながら管理ができる状態を「何も頑張らずにできちゃう」わけです。続ける努力がいらないんです。僕にとっては、「努力しないで続けられる」って感覚が一番のメリット。「続けられない人ほど有料プランが向いてる」と素直に思いました。

何もしない仕組みづくりが大事

家計簿をつけるって、「ちょっと面倒だな」って思ったら、思い切って有料にしちゃった方がラク。放置してても家計簿のほとんどが完成してしまいますから。私はそれで今日まで続けられているのです。

家計簿での管理って、続けることが難易度が高いですから、無理せず仕組みに頼っちゃいましょう。放置してても継続できる仕組みづくりが、あなたの貯金生活の助けになるのではと思います。

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