「せっかく我慢して節約しているのに、全然お金が貯まっていかない」って思ったことありませんか?節約ってこんな感じのマイナスイメージがつきものかなと思います。
私は節約に対してマイナスイメージを過去に何度も感じてたし、私の会社の同僚と比較してもお金は使っていない方だと思っていました。この状況、ストレスは溜まる一方、お金はなぜが思ったより貯まらないという悪循環です。
この状況を打開するには、2点の改善が必要かなと思っています。
- 節約しつつも、ストレスを溜めぬようにお金をしっかり使い、我慢のイメージを払拭する
- お金をしっかり使うため、出費を正しく把握する
このブログでは、上記2点について私の経験を交えてご紹介していきます。皆さんの節約へのイメージが少しでも良いものになっていければと思います。
ストレスを溜めぬよう、お金もしっかり使おう
我慢はストレスの源
「我慢」とは「辛いことを耐え忍ぶこと」と定義されています。自分の感情や欲求を抑える行為です。それをずっと続けるとストレスを溜める原因となってしまいます。
我慢のイメージを払拭するため、お金をしっかり使う
お金を貯めることも大事ですが、それと同じくらいお金を使うことも非常に大事です。お金をしっかり使うことで、節約のために我慢している、というイメージを払拭することが必要です。
貯めるも使うもペースは人それぞれ
ただし、お金を貯めるも使うも、ペースは人それぞれであることが前提です。コツやノウハウを見てみると、それに合わせなきゃと感じてしまう人もいるかもしれません。
そんな0か100かみたいに考える必要はありません。自分に合った部分だけ採用し、貯め方も使い方も自分なりにカスタマイズしていきましょう。
老後への貯金は夏休みと宿題の関係に似ている
貯めるも使うも自分のペースというのは、夏休みと宿題の関係に似ていると思っています。老後のためにお金を貯めるのを夏休みの宿題、お金を使うのを夏休みで余暇を楽しむとします。
例として、ある人は先にたくさん遊んでおいて後で宿題に取りかかる人もいれば、先に宿題を終わらせて後で宿題に追われずに遊びたい人もいたと思います。
大きく分けて2つの例を出しましたが、どちらの方針にも正解はありません。しっかり宿題を終えて、楽しむ時間を楽しめれば、計画は自由でOKということです。自分で決めたペースを保ってお金を貯めていきましょう。
出費を正しく把握する
お金をしっかり使う、を目指し、必要なことについて説明します。使えるお金がいくらなのかを正確に把握していきましょう。
まずは、出費として計画されるお金の種類を把握していきましょう。
出費①生活に必要なお金
まず1つ目は生活費です。消費とも呼ばれます。これは文字通り、生活に必要なお金、今の生活を維持するためには出さなきゃいけないお金です。
具体例としては、家賃、光熱費(電気、ガス、水道)、ネット回線やスマホ回線代、保育料。また、食費や日用品費も該当するものとしています。
少し補足ですが、生活というのは原始的に食事と寝るだけというわけではなく、今の文明で生活するために電気、ガス、ネットワークも使うことが前提です。
出費②未来に送るお金
2つめの出費は未来に送るお金です。出費とはイメージが異なるかもしれませんが、「お金を貯金するために置いておく」という意味としています。貯金のために生活口座とは別に置いておくお金、投資のための予算などが挙げられます。
イメージしにくいと思われますが、収入から未来に送るお金を貯金してしまい無かったものとして考えておくと、予算から無駄な出費をせずに済みますのでオススメです。
出費③自由に使えるお金
最後は自由に使えるお金。おこづかい等です。これがお金を使うことでストレスと上手く付き合っていくための出費となります。
この出費を計画的に決められれば、決めた範囲内であれば何も縛らず自由に使ってもいいと決めてしまいましょう。そうすると何も罪悪感を感じることなく、気持ちよくお金を使うことができます。
自由に使えるお金を計画する
では次に、出費③の自由に使えるお金の予算をどう決めていけばよいのか、以下にまとめていきます。
全体の出費が分かれば予算が分かる
全体の出費が分かっていれば、自身の収入との差額から自由に使えるお金が決められます。出費全体を把握するため、私はマネーフォワードMEというアプリをオススメしています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

また出費について、把握しやすいように4つのカテゴリー分けをしています。出費の整理をしたいという方にはオススメですので、ぜひ以下の記事をご覧ください。

予算内なら自由のままに使っていい
上にも書きましたが、おこづかいの予算が立てられれば、その中ではどんなお金の使い方であってもいいとしましょう。
独身の方であればある程度自由だと思われますが、家庭持ちの方には特にオススメのルールです。おこづかいの使い道まで管理されては、ストレスが溜まる原因となってしまいます。
すべてを我慢していては長続きなんてしません。お互いのおこづかいの使い道は確認しない!でも金額だけは決めておく、このルールの有無でもかなりストレスの度合いが変わると思われます。
自由に使えるお金は効率よく使う
さて、あとはお金の使い方についてです。出来るだけ出費については、効率よく使えるといいですよね。
効率よくとは?
効率よくとは、使った金額に対し、満足度の取得が大きいものを指しています。以下に効率のよいお金の使い道についてご紹介します。
記憶に残るものに使う
これが私の1番のオススメです。お金を使うかを考える際、それが深く記憶に残るかどうかを基準にしています。
思い出や記憶というのは、思い返して何度も満足感を得ることができるからです。これは若いうちでも年配になっても、何度でも思い出や記憶を思い返すことができます。
忘れてしまうものに出費するよりも、その価値は、より高いと考えています。
自分の成長のために使う
あとは自身の成長のために使うことも重要と考えています。しかし、何でもかんでも成長のためとしてはいけません。何のリターンもなく、ただ海外旅行するのは自己成長ではありません。
可能であれば、その出費が新しい収入を産むために使うことをオススメします。海外旅行も英語が話せるようになることを意識するなどです。
(ただ、記憶に残すことが目的であれば、海外旅行はいいことだとも思っています。もちろん予算内で管理しましょう。)
他者への贈呈に使う
もうひとつオススメなのは、他者への感謝の気持ちを具現化すること、すなわちプレゼントへ使うことです。
日頃の言葉にできない想いをカタチにして表現することが出来るため、相手にも気持ちが伝えやすくなります。相手の喜ぶ顔を見ると、自分自身もうれしい気持ちになり、思ってた以上に満足感を得ることができますよ。
ものすごく綺麗事を並べているような感じですが、ご自身で体験されてみて、ご自身に合うかチェックしてもらえたらうれしいです。
逆に効率のよくない使い方は?
あまりお金の使い方について悪い言い方はしたくありませんが、私がしなくなった使い方をご紹介します。
- 見栄に対する出費
- ストレス発散のための出費
これらについて、詳細は別記事で書いていこうと思っています。もうしばらくお待ちください!
気持ちよくお金を使い、節約と上手に付き合おう
- 何にも罪悪感に苛まれずに「気持ちよく」
- 我慢はせずに予算内のお金を「しっかりと」
気持ちよく・しっかりとお金を使うことの重要性についてご紹介してきました。
ストレスを溜めない節約であれば、マイナスイメージを持つことなく、長く節約や貯金と付き合っていけると思います。長続きの秘訣は我慢しないことです。
皆さんも予算を決めて、しっかりお金を使いながら、老後に向けてコツコツと自分のペースで続けていきましょう。

