固定費の見直し 節約の第一歩はここから

お金

「節約」ってどんなイメージですか?一般的には、「我慢」や「貧しい」というイメージでしょうか?やはりどちらかと言うとマイナスなイメージなんじゃないかなと思います。

ちなみに、私は少し違うイメージを持っています。「節約」に対しては、「無駄を省いて出費を最適化する」ものと前向きに考えています。やはり継続していくにはマイナスなイメージは出来るだけ払拭できている方がいいと思います。

このブログは、「固定費」に絞って節約のメリットや具体的な方法を紹介します。これによって少しでも節約に対するイメージが変わり、節約が継続できればうれしいなと思います。

固定費見直しのメリット

固定費とは?

一般的には、「売上や生産量に関係なく、一定期間で発生する一定額の費用」を指します。家計の観点からすると、家賃や光熱費、通信費や保険料など、一定期間で発生する出費のことを指します。

ブログ内では、一定期間とは月単位や年単位を指し、その中で発生する出費を固定費と定義しています。また、月単位の固定費を「月間固定費」、年単位の固定費を「年間固定費」と定義します。

一回の見直しで毎回節約の恩恵を受けれる

月間固定費、年間固定費は、毎月や毎年における一定額の出費となります。その一定の出費をたった一度だけ見直しで削減さえすれば、その削減額分の恩恵を毎月・毎年受けることができるのです。

自分の意思と関係なく節約できる

更に、一度だけ見直して固定費を削減できれば、その恩恵をほぼ自動的に受けることができます。つまり、我慢した、頑張った、努力した、なんて思わずとも勝手に毎月・毎年節約することができるのです。

固定費を分類して把握すること

把握すべき理由は無意識がゆえ

「自分の意思と関係なく節約できる」とは、無意識に出費が発生しているからこそ。カード払いや銀行口座引き出しでの契約なら、自分の手を介さずとも自動で支払うことができます。つまり、自分の意識と関係なく支払いが完了してしまうのです。

無意識の出費のため、意識的に固定費を把握しておかないと、何にいくら使っているか覚えられないし、思い出すきっかけもありません。

サブスクも固定費

無意識の出費の代表例がサブスク(サブスクリプション契約)でないでしょうか。サブスクとは定額料金を支払うことで、商品やサービスを一定期間だけ利用できるシステムです、

デジタルコンテンツ(動画や音楽の配信サービス、電子書籍など)、自動車のシェアサービス、家具家電のレンタルサービスなどが挙げられます。

家賃や光熱費と比べると気軽で、便利なサービスが増えてきたため、複数契約してる方が多いのではないでしょうか。それ故に、最近は何にいくら使っているか?の「管理」に対する負担が増えている傾向にあると言えるでしょう。

月間固定費の例

月間固定費には、以下のようなものが含まれます。代表例を挙げていきます。

  • 家賃や駐車場代
  • 光熱費(電気、ガス、水道)
  • 通信費(光回線、スマホのSIM)
  • サブスク(各種/月間契約)

年間固定費の例

年間固定費の代表例を挙げていきますが、中には12ヶ月の分割契約になるものも含まれます。ご了承ください。

  • 保険各種(生命保険、任意自動車保険、火災保険)
  • 車検(2年に1度)
  • NHK受信料
  • サブスク(Amazon primeなど/年間契約)

確実に整理するには

月単位、年単位の固定費を把握するなら、カード使用履歴、口座明細で確認することもできます。正直面倒な手法ではありますが。他にはiPhoneであれば、設定アプリから確認することも出来ますが、すべての契約を確認することはできません。

そこでご紹介しますが、「マネーフォワードME」を使って自動記録して見返すことがオススメの方法です。契約しているカードや口座をアプリへ登録すれば、出費は確実に記録されるため、抜け漏れなく固定費を把握することができるためオススメです。マネーフォワードMEについては下の記事で紹介しています。

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固定費の見直し

見直しの方針

見直しとしては、このような方針がオススメです。

  1. サービスによるメリットを整理
  2. メリットに対するコストを整理
  3. 各メリットの優先度をつける
  4. メリットに対し代替案がないか検討

具体例:任意自動車保険

自動車保険は見直しできるポイントが多いため、具体例として紹介します。詳細はこちらの記事で紹介しています。本件は要点に絞って説明できればと思います。(各種保険の見直しについては、別記事で説明できればと思っています。今後に書いていきますので、お待ちいただければと思います★TBD)

まずは保険の契約内容によって、①得られるメリットを整理②メリットに対するコスト③メリットの優先度付け④代替案の検討、をしていきましょう。

対人補償/無制限/対人事故に対する補償が無制限となる

対物補償/無制限/対物事故に対する補償が無制限となる

事故サポート/あり/事故発生時、警備会社より警備隊が派遣される

車両補償/あり/事故後、自動車の費用が制限額まで補償できる

ロードアシスタント/あり/

契約方法/窓口対応/希望の保障内容を伝えると合ったプランを紹介してくれる。

具体例:サブスク

また私個人の話になりますが、もし該当する方がいたらと思い、念の為のご紹介です。

私は下記のような組み合わせでサブスク契約をしていました。

(見直し前の私)

Apple music+パリーグTV+スマホ楽天回線

→地下鉄での通勤の際、ネットワークの受信が弱く、サブ回線の契約を検討していた

(見直し後の私)

YouTube premium契約+スマホ楽天回線

→音楽視聴はYouTube musicに変更

→パリーグTVは楽天TVに変更

→サブ回線ではなく、YouTube premiumのオフライン再生で通勤時間も動画視聴が可能

このように変更し、月々1,500円ほどの節約、年間だと約1.8万円ほどの節約をしています。

より早く気付き、契約変更に踏み出しておけばという後悔はありますが、これからの人生はずっと節約効果を受けることができます。20代から今までの時間より、今から老後までの時間の方が長いのです。これからじっくりと見直しの恩恵を受けていきたいと思います。

満足度は下ずに無駄を最適化

変更し、満足感を下げることなく節約をすることができました。大事なのは、「満足感は下がっていない」点です。満足感を下げてしまっては、冒頭にお話した、マイナスなイメージの見直しになってしまいます。

検討し、無駄になってしまっている部分を最適化することで節約をすることが可能なのです。このブログが皆さんにとって、自身の固定費について見直しするきっかけとなればうれしいです。

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