お金の話は積極的にすべき?お金の話との正しい付き合い方

お金

皆さんはお金話、人としていますか?お金の話って、なぜか生々しいイメージがあって話しづらいですよね。でもパートナーや両親とお金の話をすることはとても重要です。

なぜなら、パートナーとは資産形成をどんなペースにするかの方針、両親とは資産状況や相続の方針を確認するためです。これを見て見ぬフリをしてしまうと、ずっと方針が不明瞭のままでは、お互いにどこに向かっているのか分からない状態のままとなってしまいます。

しかし冒頭にもお話した通り、いざお金の話をしようとしても、気軽にはできないし、何から話すの?という状態ですよね。そこで今回は何を話していくか、そのメリットと併せてご紹介したいと思います。お金の各方針について不明瞭なままになってしまう状況を変えるため、このブログをきっかけに少しずつアクションしてもらえたらと思います。

お金の話は思う以上に重要

そもそもお金の話って?

お金の話と言いつつ、色んな話題があります。

  • 自身の今の年収
  • 自身(もしくは世帯単位)の支出
  • 現在の資産総額
  • 所有資産の内訳
  • 投資の内訳
  • 老後に必要となる金額

挙げたものは一例であり、すべてではありません。

お金自体は中立的な存在

お金自体はあなたの敵でも味方でもありません。ただ単に中立的な立場の無機質なものです。ただシンプルにモノやサービスと交換できる引換券のようなものです。

お金自体より、お金のイメージに着目すると

しかし、お金の「イメージ」というのは中立的ではありません。人それぞれだとは思われますが一般的には色々なイメージがついているはずです。

私の中で一番このイメージが強そうだな?と思うのが「優劣」のイメージです。お金を多く持つ者が優勢、持たざるものが劣勢というイメージは容易く想像つくのではないでしょうか。

この「優劣」のイメージが原因で、不要な見栄や劣等感が生まれているのではと考えています。

お金の話は必要なのか?

そんなマイナスなイメージがつきやすいお金ですが、そのお金の話をする必要があるのかについてです。結論としては、自分の家族と話をするのは必要不可欠だと考えています。

ただし、自分の家族「以外」の他人と話をするのは細心の注意を払うべきです。可能であれば、話をしない方が無難です。

自分の家族とはすべき、他人とはすべきではない、ということについて以下に書いていきたいと思います。

自分の家族とすべきな「お金の話」

パートナーとのお金の話

パートナーとは家庭というチームを組んで一緒に貯金をして老後に備えることができます。しかし、お金の話に触れずに月日を過ごしてしまい、後で想像と違ったと分かっても取り返しがつきません。目指すゴールを明確化し、チームとして進む方針を決めおけば月日を無駄に費やすこともなくなります。

私が感じたメリットをご紹介します。

  1. 協力して効率よく資産形成できる
  2. 安心して資産形成ができる

1点目は、協力できるという点です。私の場合は自炊を例に出します。共働きで各々の仕事の状況的によっては、どちらかは料理が困難な場合があります。そんな時でももう一人が料理をしてくれるというような補い合いができます。結果として自炊が継続でき、効率的に資産形成を続けることができるのです。

2点目は、メンタル面での安心感です。ゴールが明確化され、そのままチームで歩んでいれば、しっかり地盤がつくれているという安心感があります。また、お金の価値観を共有できるため、その点のすれ違いが起こりにくくなります。家庭内の摩擦が減り、協力して何かを達成しようとする一体感が生まれ、そこに安心感が得られます。

両親とのお金の話

両親とお金の話をしておくのも大変重要です。あなたは自身のご両親がどのくらいの資産を持ち、どんな内訳で管理しているかを把握されていますでしょうか。

あまり考えたくないことだとは思いますが、ご両親の突然の不幸に対し、準備をしておかなければなりません。

  • どんな資産を所有しているのか
  • どのように引き継げるのか
  • 相続の意向は?

一気に把握する必要はありませんので、少しずつ整理していきましょう。

他人とすべきでない「お金の話」

特に会社の飲み会なんかで酔いが回ってきた中盤くらいにお金の話になったりしませんか?お酒の影響もあり、普段あがらない話題を出したくなる気持ちは分かります。

しかし、他人とするお金の話は百害あって一理なしと考えています。その考え方をご紹介したいと思います。

お金に関する情報露出はデメリットしかない

上記にありますが、お金の「イメージ」はマイナスな捉え方をする人が多いと思います。特に「優劣」のイメージを持っている人が「私はこれだけ資産を築いた」という話を聞いたら、どう受け取るでしょう?その話題は小さな妬みを生むでしょう。受け取り側は嫌な思いをし、最悪の場合は人間関係にも摩擦が生じるかもしれません。

その割には、見返りは「ちょっと見栄を張れた。嬉しかった。」くらいです。何も生産的ではありません。

不要な助言やコメントが出てくる

自身の資産や投資の内訳を話すと、人によっては資産形成には不要なコメントをする人がいます。たまたま上手くいった再現性のないの成功体験を自慢してきたり、こちらの資産形成のケチをつけてきたり…(愚痴みたいでごめんなさい…)

そんな経験がありましたが、ちゃんと自分で調べて納得感を持って資産形成をしていければいいので、周りに流される必要はありません。

お金の話とは正しく付き合い、効率のよい貯金をしていこう

お金の話の持つメリットとデメリットをご紹介してきました。自分の家族とはすべき、他人とはすべきでない、という意識が重要であると感じていただけたらうれしいです。

協力できる人とは協力し、不要なコメントは避けるようにしていけば、おのずと効率よく資産形成を進めることができると考えています。

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